
WEBデザイナーが気になっていたり目指したいと思ってるけどなんだか不安...
こんな疑問にお答えします。
実際に現役のWEBデザイナーとして働いている自分から言わせてもらうと、結論は「やめとけと言われるものではない」ですよ。むしろWEBデザイナーはおすすめ。
ではなぜおすすめなのか。
当記事ではWEBデザイナーはやめとけと言われる理由を洗い出し、実際はどうなのかということをお答えして、やめとけと言われるものではなく逆におすすめであるということを理論的に説明していきますね。
当記事の内容
- webデザイナーはやめておいたほうがいいものなのかどうか
- やめたほうがいいと言われがちな理由
- やめたほうがいいと言われる理由についての現役WEBデザイナーの見解
当記事の信頼性
当記事の執筆者は2018年1月よりWEBデザイナーとして正社員として採用され現在も在籍中。
実際にWEBデザイナーとして働いている立場からWEBデザイナーの現状を正直にお答えします。
WEBデザイナーはやめとけと言われるけど本当のところはどう?
実際に3年間働いてみて思ったのは、やめとけと思う気持ちの真逆。
むしろWEBデザイナーはめっちゃ良いのでおすすめ!といった感じでした。


ということで、まずはやめとけと言われる理由から説明していきますね。
その後に理由に対する現役WEBデザイナーの見解を述べていきます。
WEBデザイナーはやめとけと言われる理由
なぜやめとけと言われるのか。
その理由をザッと洗い出してみました。
WEBデザイナーがおすすめの理由
- 残業時間が長かったり、徹夜があると思われているから
- 勉強することが多いから
- 昇給の見込みなど、将来性がないから
- 年齢を重ねるとしんどくなるから
- 薄給だから
これらについて、どうしてそう思ったかなどを簡単に説明していきますね。
理由①長時間残業や徹夜があると思われているから
WEBデザイナーに限らず、プログラマーやIT業界にはこう思われている節がありそうです。
なぜなら、たしかに昔は業界全体でこのような働き方が蔓延していたから。
「デスマーチ」なんて言葉もあるくらいですからね...
デスマーチ
「死の行進」という意味。納期が迫っているがまだ完成していないものがあるときなどに、間に合わせるために徹夜してでも頑張る状況などを指す。やばい。
理由②勉強することが多いから
WEBデザイナーは勉強することが多いです。
PhotoshopやIllustratorなどのソフトの使い方、デザインの原則などを学んだとしても、毎年デザインの流行は移り変わるので、その勉強やアンテナをはっておかなければいけません。

流行は絶対に移り変わるものなので、おそらく今後もずっと勉強は必要でしょう。
他には、スキルアップするためにデザインだけでなくHTML/CSS、JavaScript、phpなどの言語も覚えると良いのですが、これらを覚えるにも労力がかかります。
さらに言うと、これらの言語は数年したらちょっと進化したり、仕様が変わるんですよね...笑

理由③昇給の見込みなど、将来性がないから
WEBデザイナーは、実は同じ仕事ばかりをしていると、あまり昇給しません。
例えば、名刺のデザインを作る仕事をずっとしてる場合など。
これは当たり前ですよね。
なぜなら数をこなしても単価が上がるものでもないからです。
WEBデザイナーは実力主義な部分が強い。

理由④年齢を重ねるとしんどくなるから
WEBデザイナーは営業職などと違い、常にパソコンに向き合うので肩こりや目の疲労、頭痛などが懸念されますよね。
ということで歳を重ねるとしんどく思われがちです。

理由⑤WEBデザイナーは薄給のイメージだから
WEBデザイナーは薄給のイメージが強く、私もこの仕事に就く前は「給料めっちゃ低いんだろうな...」と思ってました。
実際求人を見てみると、普通に低い。
(北海道は特に低いです。)

ただこれは後々書きますが、WEBデザイナーの給料はピンキリ。
しっかり会社を選べば未経験でもしっかり給料をもらうことだってできますよ。
WEBデザイナーはやめとけと言われる理由の実際の見解
では続きで、これらの理由に対して実際にWEBデザイナーとして働いている私の見解を述べていきます。
理由に対する見解①長時間残業や徹夜 → そんなことをする企業はもはや一部
実は、現在の業界は長時間の残業や徹夜はほとんどありません。
労働基準法は徹底されつつあったり、社会のコンプライアンス的に劣悪な労働環境は許されない風潮になっているからです。
実際に私は土日祝は必ず休み、勤務時間は8:45~17:45で残業も30分くらいしかしないし定時退社も多いです。

これは自分に限ったことではなく、もう業界というか日本の企業全体が改善されていることなので、実際にWEBデザイナーになったけど残業が長いとかがあるようでしたらすぐに転職しましょう。笑
理由に対する見解②勉強することが多い → 確かに多いけど、大抵の業界も一緒では?
確かにWEBデザイナーは勉強することが多いです。
デザインの流行とか、スキルアップを目指すために言語の学習や当たらな技法の習得や...
でもこれってどの業界でも一緒じゃないですか?
現状のままでも仕事はできるけど、さらに上のレベルの仕事をして評価され昇給したいから勉強する。
WEBデザイナーに限ったことではないと思います。
ただ、もしかしたら会社や業界によってはまれに勉強しなくてもよいルーティンワーク的な仕事もあるかと思います。
勉強したくない人はWEBデザイナーはやめて、勉強しなくても良い環境の職場を探しましょう。
理由に対する見解③昇給の見込みなど将来性がない → 自分次第です
WEBデザイナーはものを作る仕事なので、生産性を求められます。
なので、効率良く作ることができたり、同じ時間でもより良いものをつくることができるようになったりすると評価され昇給していきますよ。
つまり実力主義。
また、在籍している会社がなかなか昇給してくれないのであれば転職しましょう。
IT業界はスキルがあれば転職しやすい業界です。
自分次第なんです。
理由に対する見解④年齢を重ねるとしんどくなる → キャリアアップで管理職になれば解決
ずっとパソコンと向き合いデザインをするのは確かに歳をとるとしんどいかも知れませんが、そもそもWEBデザイナーとはいえキャリアアップして管理する立場に回ることもできます。
後輩のWEBデザイナーを管理する立場であったり、WEBデザイナーやコーダー、営業のチームをまとめるディレクターになったり。
なので、WEBデザイナーになったら一生PCの前でデザインを作り続けるわけじゃないですよ。
(管理するよりも手を動かしたくてそういったキャリアを選択される方もちろんいます)
理由に対する見解⑤WEBデザイナーは薄給 → 企業や仕事内容を選んだり、副業で解決
WEBデザイナーは薄給と言われますが、確かに「デザインをする」という仕事内容だけだと薄給かもしれません。
ただ、そこに「コーディングもできる」「営業もできる」「管理業務もできる」などの付加価値が就くと薄給ではなくなりますよ。

なのでスキルを付けたり、色々任せてもらえる会社を選ぶと薄給問題は解消されますよ。
また、WEBデザイナーは自分でものをつくるスキルがあるので、ランサーズなどのサイトでバナー制作依頼を受注すると1件5,000円とかを稼ぐことができます。

まとめ:むしろWEBデザイナーはおすすめ!なりたい人は是非目指してみよう。
WEBデザイナーは世間で思われているほど薄給や劣悪な労働環境ではありません。
むしろ労働環境は改善され、副業解禁などの流れもありどんどんWEBデザイナーが稼ぎやすくなっています。

ちなみにWEBデザイナーになる方法は「独学で頑張って学び、就活も自分で頑張る」か「オンラインスクールでしっかり学び、転職サポートも受ける」のパターンあります。
独学で頑張る場合は書籍で学ぶのがおすすめ。
費用は抑えられますが、自己管理とかポートフォリオ自作とか質問できないとか色々困ることは出てくると思います。
それでも頑張る!という人は独学で頑張りましょう。
具体的には【お悩み解決】photoshopの独学は難しい?現役WEBデザイナーが徹底解説!でPhotoshopのおすすめの独学法を紹介してます。
また、Webデザインでおすすめの書籍3冊を紹介【現役デザイナーが厳選】でデザインの原則を網羅できる本3冊を紹介しているので、独学で頑張りたい人はぜひ参考にしてみてください。
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【2020年版】Webデザインでおすすめの書籍3冊を紹介【現役デザイナーが厳選】
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【お悩み解決】photoshopの独学は難しい?現役WEBデザイナーが徹底解説!
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逆に、自己管理や質問できない環境など独学で頑張る自信がないかたは、オンラインスクールの利用をおすすめします。

これらの条件を網羅するのおすすめの3社はこちら。
おすすめオンラインスクール3社
- CodeCampのデザインマスターコース
- テックアカデミーのWebデザインコース
- TECH::CAMPのプログラミング教養
どれも大手で安心の実績。
各社の詳しい内容やおすすめポイント・理由についてはwebデザインオンラインスクールの選び方とおすすめ3社でご紹介しているので、独学が不安な方はぜひ覗いてみて下さい。
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webデザインオンラインスクールの選び方とおすすめ3社を現役デザイナーが紹介!
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当記事が参考になれば幸いです。