WEBデザイナーってどんな仕事をしていると思いますか?
ちょっと考えてみましょう。

おそらくこれくらいしか知られていない場合が多いのではないでしょうか。
ただ、実際にはもっといろんな仕事をしていたりするんですよ。
ということで、当記事ではWEBデザイナーとはどんなものなのか、どんな仕事をしているのかなどについて現役で働いている私が暴露しますね!
当記事の内容
- webデザイナーとはなんなのかということのざっくりとした説明
- WEBデザイナーの仕事内容や求められるスキル、将来性
- 現役で働いているWEBデザイナーの1日のスケジュール例
当記事の信頼性
当記事の執筆者は2018年1月よりWEBデザイナーとして正社員として採用され現在も在籍中。
実際にWEBデザイナーとして働いている立場からWEBデザイナーの現状を正直にお答えします。
それでは早速続きを見てみましょう。
Webデザイナーとは
Webデザイナーは単純にいうとWEBサイトのデザインをしたりする人のことを差します。
しかし、実際にはデザイン以外にも、サイトの構成やどんな内容を盛り込んでいくかを考える「企画設計」をしたり、HTMLなどの言語を記述しWEBサイトを制作する「コーディング」を行ったりすることもありますよ。
ちなみに企画設計をする「WEBプランナー」、コーディングをする「コーダー」など、それを専門にしている人もいたりします。

Webデザイナーの仕事内容

WEBデザイナーの仕事内容はこちら。
WEBデザイナーがおすすめの理由
- どんなサイトを作るかの企画提案
- WEBサイトデザイン制作
- コーディング
- 更新作業などの保守・運営
これらの内容についてちょっと詳しく説明しますね。
Webデザイナーの仕事内容①どんなサイトを作るかの企画提案
WEBデザイナーは依頼がありWEBサイトを作る前に、まずどんなものを作るのかを考えます。

WEBデザイナーはただ綺麗なデザインを作るだけではない。
サイトを作る意味を考えて、作ったことにより集客や売上などの目的を達成できるものを生み出すことが求められます。
Webデザイナーの仕事内容②WEBサイトデザイン制作
WEBデザイナーなので、もちろんデザインを作る仕事もします。
「Photoshop」などのグラフィックソフトを使って、サイト全体の色やレイアウト、ロゴ、使用する画像などを決めて作り込んでいきますよ。
完成したらクライアント(依頼主)に確認をお願いして、修正や追加する部分はないか確認するのが一般的です。
Webデザイナーの仕事内容③コーディング
WEBデザイナーはデザインを作るだけじゃなく、HTMLなどの言語を用いてWEBサイトとしてインターネットに公開できる状態にする「コーディング」を行うケースもあります。


でも言語の知識があったほうができる業務の幅も広がるし、そのぶん会社から重宝される存在になれるから、できるだけもっておいたほうが良いスキルだと個人的に思うなぁ~

Webデザイナーの仕事内容④更新作業などの保守・運営
WEBサイトは基本的に制作した後も色々更新したり追加していく場合がほとんどです。

なので、その都度WEBデザイナーが制作したサイトの調整を行ったり、バナー画像を作ってサイトに埋め込んだりしていく作業もあったりしますよ。
WEBデザイナーで仕事をするには資格やスキルは必要?
まず、WEBデザイナーに関する資格は「ウェブデザイン技能検定」「Webデザイナー検定」「Webクリエイター能力認定試験」などがありますが、基本的に全部なくてもいいです。
なぜなら、いくら資格があっても実際に作るものが微妙だったら意味がないから。

また、宅地建物取引士のように資格がなければできない業務もないので、特に必要性がないんです。
次に、仕事をする上で求められるスキルは大まかに下記の3点。
(任せられる業務によって変わります)
WEBデザイナーで必要なスキル
- デザイン力
- 企画力
- コーディング力
まず、デザインをするんだからデザイン力は必須。
流行に乗り遅れたデザインばかり作っていると需要はなくなります。
次に、デザインを作る前段階の企画提案を任せられるポジションのWEBデザイナは当然企画力が求められますね。
集客や売上増加などの目的を達成できるようなボタン配置や構成などを提案できるような能力が必要になってきます。
最後に、コーディングも任せられるWEBデザイナーは、HTML/CSS、場合によってはJavaScriptやphpなどの言語を習得し、ある程度記述ができる必要がありますよ。

だた、できることを増やしていくとそのぶん給料も増えていく世界なので、WEB関連に興味がありどんどん学びたい意欲が強い人にとってはおすすめの職業です。
現役Webデザイナーの1日の仕事のスケジュール例
さて、だいたいの仕事内容がわかったところで、実際にWEBデザイナーとして働いている人間のリアルな一日のスケジュールとか知りたいですよね?
ということで、私のある日のスケジュールを公開しちゃいます。

8:45〜9:00 出社・ミーティング
平日の8:45に出社。(土日祝は休み)
職場について時間になったらチームでミーティングを行い、今日するべきことの報告や、何か困っていることはないかを共有。9:00〜11:00 A社のサイト修正対応
朝にメールチェックをして、サイト内の文言の変更依頼対応や、修正を行った後の確認をし、完了したらお客様にご連絡。
11:00〜12:00 訪問準備
午後に訪問するお客様に対して、聞くべきことや資料の準備など、訪問するための準備を行う。
12:00〜13:00 昼休憩
1時間の昼休憩
13:00〜14:00 移動
お客様の会社へ訪問するため移動
14:00〜15:00 打ち合せ
すでに運用しているWEBサイトについて、よりお問い合わせ数を増やすために午前中に準備したサイト構成の見直し案の提出や説明を行う。
15:00〜16:00 移動
お客様の会社から自社へと移動
16:00〜18:00 作業
以前から依頼があった新規案件のWEBサイトのトップページデザイン案を作成。
18:00 退社
その日に行った業務などを日報にまとめ、提出して退社。

例として1日だけ取り上げてみました。
Webデザイナーってぶっちゃけ将来性はある?
ここからは、WEBデザイナーは仕事内容からみて、将来性はあるのかどうかということについてを書いていきますね。
結論からいうと、大いに将来性はあります。
理由は次の3つ。
WEBデザイナーは将来性がある理由
- 今後も需要が拡大していくと予想されるから
- デザインはAIに取って代わられるものではないから
- 副業と相性が良いので今後の需要が高まる
理由①今後も需要が拡大していくと予想されるので将来性はある
ひとむかし前はパソコンなど一家に一台あればいいような感じで、そのあとはガラケーなど全然インターネットが活用されてませんでしたが、近年は一人一台がパソコンを持っていたり、スマホの普及でWEBサイトの需要が急速に高まりましたね。
人々の意識に「WEBサービスを利用する」という習慣が生まれたので、飲食店を探す際や衣類の購入、何かを調べるときもWEBサイトを頻繁に利用するでしょう。
そんな状況の中で企業は毎年何万社も設立され、さらに副業解禁の風潮もあり、個人でもWEBサイトを用意したり、名刺の作成、商品のデザインなどを制作するなどデザインの需要は尽きないです。

理由②デザインはAIに取って代わられるものではないので生き残る可能性が高い
少し前から世間でちらほらと話題になり耳にしている方も多いかと思いますが、AIが進歩するとたくさんの業種がなくなると言われていますよね。
例えばスーパーのレジや仕分け作業、工場の作業員など。
そしてWEB業界で考えてみると、コーディングをする「コーダー」はAIでもできそうなので不要になるかもしれません。
ただ「デザイン」に関しては話は別。
要望をヒアリングして汲み取り、それをもとにどうすれば最大限成果が出るかを考えて創り出すということはAIでも難しいでしょう。
理由③副業と相性が良いので今後の需要が高まる
WEBデザイナーはパソコン1台だけでものを生み出し稼ぐスキルが身につくので、副業と相性がいいです。
近年、どんなに大きな会社でも終身雇用は保障されず、働き方に不安を感じる人も多く、世の中も副業解禁の風潮が高まっているので、個人でも稼ぐスキルのあるWEBデザイナーはとってもおすすめの仕事ですよ。
Webデザイナーになるにはどうしたらいい?
ここからは仕事内容を知って少し興味を持ったり、やってみたい!と思った方にむけでWEBデザイナーになる方法をご紹介しますね。
おすすめの方法は、「独学で頑張る」「オンラインスクールに通う」の2つ。
独学で頑張る
独学の場合は、【お悩み解決】photoshopの独学は難しい?現役WEBデザイナーが徹底解説!でPhotoshopのおすすめの独学法を紹介してます。
また、Webデザインでおすすめの書籍3冊を紹介【現役デザイナーが厳選】でデザインの原則を網羅できる本3冊を紹介しているので、独学で頑張りたい人はぜひ参考にしてみてください。
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【2020年版】Webデザインでおすすめの書籍3冊を紹介【現役デザイナーが厳選】
続きを見る
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【お悩み解決】photoshopの独学は難しい?現役WEBデザイナーが徹底解説!
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ただ、正直独学はかなりつらい。
質問できないし、孤独だし、勉強したことが正しいのかわからないです。

オンラインスクールを利用する
オンラインスクールは、質問ができて、就職・転職サポートもあり、無料体験や説明会があるところがおすすめ!
これらの条件を網羅するのおすすめの3社はこちらです。
おすすめオンラインスクール3社
- CodeCampのデザインマスターコース
- テックアカデミーのWebデザインコース
- TECH::CAMPのプログラミング教養
どれも大手で安心の実績。
各社の詳しい内容やおすすめポイント・理由についてはwebデザインオンラインスクールの選び方とおすすめ3社でご紹介しているので、独学が不安な方はぜひ覗いてみて下さい。
-
webデザインオンラインスクールの選び方とおすすめ3社を現役デザイナーが紹介!
続きを見る
まとめ:WEBデザイナーの仕事は意外とたくさん!やりがいある
復習にはなりますが、WEBデザイナーの仕事内容は下の4つ。
WEBデザイナーがおすすめの理由
- どんなサイトを作るかの企画提案
- WEBサイトデザイン制作
- コーディング
- 更新作業などの保守・運営
会社によってはデザインをひたすら作るところもあったり、コーディングや保守管理も任せられたりなど色々です。
そして基本的には任せられる業務が多ければ多いほど給料も高くなりやすい。
つまりできることを増やしてスキルアップしていくと給料が多くもらえるという実力主義の世界です。
さらには個人で稼ぐスキルも身につくので、副業で稼ぐことも可能。

もし自分と同じように、転職したいな...と思ってこの記事をみてくれた方は、ぜひ当記事の「Webデザイナーになるにはどうしたらいい?」(クリックで該当箇所に飛びます)を参考にWEBデザイナーを目指してみてはいかがでしょうか。